ブランドが神話になる日 (Harvard business school press)
こんなの見つけましたよ!!
ブランドが神話になる日 (Harvard business school press)
ダグラス・B・ホルト
定価: ¥ 2,625
販売価格: ¥ 2,625
人気ランキング: 278649位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-26
発売元: ランダムハウス講談社
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アメリカの文化を知らないと理解しにくい
ブランドを文化的な観点から検証したという点では大変ユニークであり、これまでのブランド論とは一線を画すものだと思います。
ただし、レッドネック、ヒルビリー、スラッカーといったアメリカの中でも特殊な人たちの存在やそれらの人たちが重視するものを理解していないと、そもそも論のところが理解できないという構成になっており、われわれ日本人には不向き。(これらの言葉の意味が不明という場合は、本書を読んでも理解することはほとんど不可能だと思います。かくいう私もレッドネックしか知りませんでしたが。)
また、同様な観点で、素材となっているさまざまなTVCMについて、それらの内容、それらに対する人々の反応、放映されていた時期、背景(スーパーボウル用のCMなど)を知らないと、書いてあることがピンとこないでしょう。
視点は面白い
内容は上の商品説明の通り。カルチュラルブランディングを提唱してる本。
ブランディングの文化的側面を突いたことは評価に値すると思う。
ただ、やはり文化的側面から見ているためか、この本はアメリカの
事例しか取り上げていないので、文化の違う日本にはそのまま
当てはめることができない。
あと、CMの効果とかブランド形成の過程の説明がこじつけくさすぎるのが残念。
結局、
「成功したCM=カルチュラルブランディング」
「失敗したCM≠カルチュラルブランディング」
として議論を進めていくから、ほとんど説明になってないという・・・
社会学的なマーケティング(ブランド論)
事例がアメリカのことばかりで意味不明。
アメリカのCMとか文化とか潜在意識とか・・・・
従来のマーケティング方法と違い、視点が面白いが、個人的に後付の説明の気がしてならないが・・・
広告業界に行きたい人や従来のマーケティングが嫌いな人向け。