Top >  国民年金 >  国民年金と厚生年金の違い

国民年金と厚生年金の違い

国民年金の加入には「第1被保険者」「第2被保険者」「第3被保険者」の種類があることがわかりました。
そして、20歳に達した人、すべてが「国民年金」に加入しているはずであることもわかりました。
では、よく耳にする「厚生年金」とは何なんでしょう?

厚生年金とは、簡単に言うと、国民年金に上乗せされた分の年金です。
何だかとても複雑ですが、「第2被保険者」は国民年金分と厚生年金分の二つの年金保険料を払っているのです。
そう言ってしまうと、なんだかサラリーマンは多く保険料を支払わされて損なの?と勘違いしそうですよね。
しかし、そうでもなさそうです。

と言うのも、厚生年金は追加で保険料を払っている分、手厚い補償がされているようです。
厚生年金に加入している人の配偶者(第3被保険者)で所得が無い場合は、20歳に達した人であっても国民年金の保険料を支払わなくても良いのです。
他にも、障害を負うけがをしてしまった場合や、死亡してしまった場合遺族に払われる年金も付加されるなどの補償がそれらです。

だったら、サラリーマンで良かった!と言うのが本音かもしれませんが、これまた複雑で、会社であればどこでも厚生年金に加入できるかと言えば違います。
サラリーマンであっても、厚生年金の適用事業所にあたいしない会社で働いている場合には、もちろん厚生年金に加入できません。
就職する前に企業内容に書かれてあるのを確認しておくといいかもしれませんね。

★ おまけ記事

税金対策の第一歩

国民健康保険も国民年金も高騰する中で、私達が今出来ることは税金対策かも知れませんね。でも、この税金対策もとても難しいことの一つです。

税金は、わたしたちの社会生活を支えているものですから、本来なら気持ちよく払いたいものですが、権利は主張しても義務は遂行したくないのが人間というもの。ですから、税金も必要以上に払いたくないものですね。そこで、税金対策というものが必要になってきます。

税金対策とは、税金を適切に払うための一連の行為を差します。ですから、税金対策の第一歩としては、自分が納めるべき税金について、一通りの知識(税金の種類や額、支払のための手続き等)を身に付けることが挙げられます。後になって後悔しないような税金対策のためにも、こうした努力は怠りたくないものですね。

税金対策も行き過ぎると「脱税」になります。脱税は言うまでもなく犯罪ですから、税金対策もほどほどにしましょうね。


国民年金

関連エントリー

国民年金の未納について 国民年金と厚生年金の違い 国民年金の免除制度 国民年金の加入種類について 国民年金の歴史 国民年金の受給資格 国民年金の概要 国民年金の種類について 付加年金制度について 国民年金の外国人加入の経緯 国民年金の時効延長の検討案 退職した場合の国民年金 学生納付特例制度のメリット 国民年金制度の改正 国民年金の受給額 国民年金の受給額 国民年金基金制度とは 国民年金加入者の住所変更について 特例納付制度について 国民年金の年金手帳の話 国民年金の追納制度について 国民年金の免除制度について 国民年金の任意加入 国民年金と付加年金 遺族年金の給付条件 国民年金基金について 社会保険庁の問題 国民年金と学生 国民年金の変更手続き 国民年金と基礎年金の種類


スポンサードリンク