そば屋はなぜ領収書を出したがらないのか?―領収書からみえてくる企業会計・税金のしくみ
こんなの見つけましたよ!!
そば屋はなぜ領収書を出したがらないのか?―領収書からみえてくる企業会計・税金のしくみ
大村 大次郎
定価: ¥ 1,365
販売価格: ¥ 1,365
人気ランキング: 29325位
おすすめ度:
発売日: 2007-04
発売元: 日本文芸社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
タイトルはダサい。
確かにタイトルがダサく、損をしていますね。スラスラと読みやすくわかり易いと思います。もう少し突っ込んだ内容も欲しいですね。具体的にニセ領収書を見破る方法とか、こんな方法で経費で落とそうとしたが見破ったという話も、もっと読みたいデス。
表現者としてのモラル ?
書籍の内容はともかく、このタイトルのつけ方には表現者としてのモラルを疑いたくなります。ある一業種を取り上げ、あたかも脱税して儲けているような印象を与えかねないタイトルです。しかも圧倒的に個人店舗が多く、個々の力もそれほど強くないであろう、おそば屋さんを引き合いに出しています。なぜ○○屋ではいけなかったのでしょうか?これではいかにもそば屋さんが脱税をしているようで、一生懸命がんばっているお店の人たちが可愛そうです。実際に不利益を被っているお店もあるのではないでしょうか。
しかも以前にヒットしたほかの人の本のタイトルになんだか似ていますね。あの本のタイトルからはマイナスイメージは受けませんでしたが、このタイトルからは、そば屋さんに対し少なくとも良いイメージは感じられません。
わかりやすくて明日から役に立つ
本書では、身近な領収書を通して、その先にある税金の意外と知られていない仕組みを学ぶことができる。やさしい文章で税の知識がほとんどない僕でも、目から鱗の連続だった。
税金の本は数多くあるが、著者の大村氏は、国税局に10年間勤務経験がある異色のライター。厳しいノルマのもと、納税者の脱税や申告漏れをチェックしていた立場から一転、ライターとして節税を指南するのだから、国税局からすれば裏切り者も甚だしい。そんな税の世界のデビルマンが送る一冊。
国税時代の取立ての話がときどき入るのだが、抜群におもしろい。単純に読み物としても楽しめる1冊。