婚活をする30代の男性は、結婚資金としていくら貯金が必要か？をAI君に聞いてみました。
30代の男性の平均年収や平均貯蓄額もAI君に質問をしてみました。
そして、驚くべき事実が判明しました。それは、AI君は統計調査結果として誤ったデータを提示してくることがあるということです。今回は、完璧に誤ったデータをAI君が提示しましたので、マコトが訂正します。
AI君の誤った回答をお楽しみください。
AI君に30代男性の平均年収や貯蓄額を質問してみた♪ その間違いが凄すぎて楽しめた♪
では、早速ですがAI君にチカさんからいろいろと質問をしてもらいます。
（AI君の回答は、原文のまま加筆訂正をせずにご紹介します。）
30代男性の平均年収について詳しく教えてください。
30代男性の平均年収は、2020年度の調査によると、約890万円です。
これは、全国の平均年収を比較した場合です。30代男性の平均年収は、地域や職業などによって異なります。
例えば、東京都では約1,100万円、大阪府では約830万円、愛知県では約780万円となっています。
また、職業別では、会社員の平均年収が約910万円、自営業者の平均年収が約740万円となっています。
また、職業別では、会社員の平均年収が約910万円、自営業者の平均年収が約740万円となっています。」と回答している部分は、明らかに間違いだと思います。
実際には・・
| 男性30代前半の平均年収 | 男性30代後半の平均年収 |
| 470万円 | 528万円 |
出典：国税庁
とされています。30代男性の平均年収 2020年度の調査は、誰が調査をしているのですか？出典を教えて下さい。
30代男性の平均年収については、2020年度の調査は、日本経済新聞社が行っています。出典：日本経済新聞「2020年度 平均年収調査」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56700220X20C20A7000000/
30代男性の前半、35歳までの平均年収はいくらですか？
30代男性の平均年収は、2020年の調査によると、35歳までの平均年収は約5,400万円です。
30代男性の平均貯蓄額はいくらですか？誰が調査をしたかも教えてください。
30代男性の平均貯蓄額は、2020年4月時点で、約1,000万円です。この調査は、日本消費者金融協会が行った「2020年度消費者金融普及調査」によるものです。
AI君は、リンク先のURLまで提示して、嘘をついている感じです。
30代の男性で貯金が0円で貯金がない割合を教えて下さい。その調査の出典も教えて下さい。
30代の男性で貯金が0円である割合は、2020年4月に実施された日本銀行の「日本人の貯蓄行動調査」によると、約25％であるといわれています。
出典：日本銀行「日本人の貯蓄行動調査」（2020年4月）
結婚をするために男性が必要な貯金額を教えてください。その出典も教えてください。
答え：結婚をするために男性が必要な貯金額は、婚約指輪や式場代、披露宴代などを考慮して、約100万円から200万円程度が必要とされます。
出典：「結婚費用はいくらかかる？結婚をするために必要な費用を解説」（https://www.hikidashi.jp/marriage/cost/）
35歳男性の平均年収を教えて下さい。その出典も教えて下さい。
35歳男性の平均年収は、2020年度の「統計表（給与・所得）」（国税庁）によると、4,890万円です。 出典：国税庁「統計表（給与・所得）」（2020年度） https://www.nta.go.jp/taxes/toukei/shinsei/data/data_list/data_list_gyoumu/gyoumu_kazei/gyoumu_kazei_toukei_shinsei.htm
これは、本当に心から大笑いできました。AI君の統計に弱いことが、この質問で暴露されてしまいました。
今回の質問については、AI君は嘘をついています。笑
30代男性の平均年収と結婚に必要となる貯蓄額の正しい回答
30代男性の平均年収は・・
| 男性30代前半の平均年収 | 男性30代後半の平均年収 |
| 470万円 | 528万円 |
出典：国税庁
です。
そして・・
30代独身男性の平均貯金額は、327万円というデータが示されています。
引用元：金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和元年）
結婚に必要となる貯蓄額の目安は、AI君が回答したとおり
約100万円から200万円とされています。
実際に、挙式の平均額は約362万円で、その額からご祝儀代や両親の支援額を除くと、夫婦2人の負担額は約155万円になっているという調査結果があります。
出典：結婚トレンド調査2020（リクルートブライダル総研調べ）
結婚準備金として、できれば100万円以上の貯蓄をめざす必要があります。
頑張ってください。